単体から数種類を混合した混合ワクチンの選び方のポイントをご紹介します。

ワクチン接種について

 

犬の飼育は、定期的にワクチンを接種する事が必要です。
大きく分けて、犬のワクチンは「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」があります。
それぞれ詳しく解説します。

 

 

狂犬病ワクチンとは

 

犬を飼育する場合、狂犬病予防法により、年に1回狂犬病ワクチンの接種を義務付けられています。狂犬病は人にも伝染する恐れがあり、万が一感染すると致死率100%の恐ろしい病気です。

 

狂犬病は国策により現時点では撲滅をしていて1957年以降日本国内での感染報告はありません。

 

しかし、犬から発症する病気のため、年1回の予防接種や野良犬の捕獲、放し飼いの禁止を法律で義務付けられています。

 

注射

犬を飼育するには、地域の保健所に届出をして、年に1回案内ハガキが届きます。
狂犬病ワクチンの予防接種は、注射で行い費用相場は3千円~4千円程度です。

 

狂犬病は、犬が凶暴になる病気だと簡単に考えている人もいますが、万が一狂犬病になると飼い主を含め多くの人が死ぬ可能性がある恐ろしい病気という旨を理解しておきましょう。

 

 

混合ワクチンとは

 

混合ワクチンとは、犬がかかりやすい病気を予防するワクチンです。
単体ワクチンから9種ワクチンがあり、現在は3種6種8種などの混合ワクチンが主流です。
9種ワクチンの内容は次の通りです。

 

  • ジステンバー
  • 犬伝染性肝炎
  • イヌアデノウイルス
  • イヌパラインフルエンザ
  • イヌパルボウイルス
  • イヌコロナウイルス
  • レプトスピラ(3種)

 

このように名称を聞いても、飼い主から見たらチンプンカンプンの用語ばかりです。
ここでは、誰にでも分かりやすく混合ワクチンの選び方のポイントについて紹介します。

 

 

 

 

混合ワクチンは任意

混合ワクチンは狂犬病と違い、法律で義務付けられていません。
しかし、犬は病気にかかると大切な家族が苦しみ時には命を落とすリスクがあり、治療にお金もかかってしまうので、ほとんどの方が飼い主の意思で定期的に混合ワクチンを受けています。

 

 

混合ワクチンを打つ頻度

一般的には年に1回のペースで打っていきます。中には効果の持続時間が3年~7年持つものもありますが、混合ワクチンとして打つ場合、1年以内に効力が切れる物もある事や、持続期間は犬ごとの体質によって差が出るので1年を目安に定期的に打つ事が望ましいです。

 

また、生後まもない内は充分な免疫力が無いため、生後16週以降を目安に3回に分けて予防接種をする必要があります。

 

 

混合ワクチンの料金

どうぶつ病院によってワクチンの料金は違いますが、相場では単体ワクチンで3千円9種ワクチンで1万円前後が相場です。
ワクチンの料金で動物病院の全体の相場の高さの指標として見る方もいます。

 

 

混合ワクチンの選び方

混合ワクチンは、3種や6種、9種を比較した時に費用が数千円しか変わらないので、9種を選んだ方がお得と考える人がいます。
しかし、ワクチンの混合数が多いと犬への負担や副作用リスクが高くなります。

 

犬の活動領域や生活環境、犬種や地域によっては必要性が低いワクチンもあります。
混合ワクチンは動物病院の獣医に相談と説明を受けて、判断しましょう。

 

動物病院を選ぶ時はワクチンの必要理由と不要理由をはっきり説明してくれる所を選ぶとよいでしょう。